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クレジットカードを使う前に
クレジットカードは受け取り後すぐにショッピングで利用できます。ですが、クレジットカードの審査を無事通過し自宅にカードが届いたら、まずしておかなければならないことがいくつかあります。
そのまま財布に入れて使う前に、はじめてカードを作った学生の方は、真っ先に以下の事項を確認してください。

まずはカードの内容を確認する

クレジットカードの表面
カード本体は台紙に貼られて、利用規約などと一緒に封書で届きます。カード表面には固有の16桁のカード番号(アメックスカードは15桁など違桁数が違う場合あり)、有効期限、ローマ字の氏名が刻印されています。特に氏名が間違っていないか必ず確認しましょう。
利用限度額、カードの締日・支払日
カードの種類によっては、カード本体が貼られている台紙に、利用限度額やカードの締日、支払日などが記載してあります。(利用ガイドなどに記載されているケースもあります)利用限度額は申込時に申請した金額になっていないこともあるので、確認しておきます。限度額を知らないと、いざカードを使いたい時に使えなくなるので必ず覚えておきましょう。
年会費の金額と請求月
年会費が必要なカードを申し込んだ学生さんは、年に1回、クレジットカードの年会費が指定の口座から引き落とされます。年会費の金額、初年度年会費無料のカードなら2年目以降の年会費の金額などを確認しておきましょう。
1年間カードを使ってみて、「年会費を払ってまでこのカードを持っていても・・・」と思うことがあります。その場合は、カードを解約することになりますが、年会費の請求月はクレジットカードの種類によって異なります。できれば年会費を請求される前に解約したいので、年会費の請求月を確認しておくとムダな出費を抑えられます。
筆者の場合は、台紙にその他暗証番号などの情報を自分で記入し保管しています。もちろん保管する場合も取扱いには注意してください。
カードの裏面にサインをする

クレジットカードの裏面
どんな種類のクレジットカードにも、通常カードの裏面に自筆でサインをする箇所があります。ボールペンやマジックなど消えないもので、必ず自分のフルネームのサインをしてください。
カード裏面の自筆のサインは、あなたのカードであることを証明する大切なものです。裏面に自筆のサインのないカードは使えないこともあります。そればかりか、サインのないクレジットカードが盗難・紛失で不正使用された場合は、損害額が補償されないこともあります。カードが届いたら真っ先に自筆のサインをしておきましょう。
実は裏面に記入するサインは日本語でも英語でもなんでも良いのです。
漢字やひらがな、カタカタなどの日本語でも、ローマ字や筆記体などの英語表記でも問題ありません。海外旅行のためにカードを作ったという学生さんは、漢字のサインでも海外で通用するので安心してくだい。
カード会社の連絡先を携帯に登録しておく
クレジットカードを失くしたり、盗まれた場合にはすこしでも早くカード発行会社に連絡する必要があります。盗難に遭い、高額なものを買われるなど悪用される前に、カードの利用を止めるためです。
カードの紛失・盗難時の連絡先は、カードが送られてきた利用ガイドや利用規約、発行会社のホームページなどで確認できるので、忘れないうちにカードが届いたらすぐ、自分の携帯に登録しておきましょう。
海外旅行に出かける場合は
海外旅行に行く場合は、旅行出発前に、滞在国からのサービスセンターの電話番号を、携帯に登録しておきましょう。別でカード会社名、カード番号、有効期限などを、携帯のメモリやメモで持って行くとスムーズに対応してもらえます。ただし、携帯が盗難に遭うとトラブルに巻き込まれるので、自分だけがわかるように別々に保存するといった工夫が必要です。
口座振替依頼書を返送する
口座振替とは、カードを使ってショッピングなどをした利用額を、指定の銀行口座から引き落とす手続きです。カード発行申し込みの際に振替口座の手続きが完了している場合は、口座の情報(銀行名・支店名・口座番号)を確認してください。
支払い口座の指定口座振替の手続きがまだの学生さんは、カードと一緒に同封されている口座振替依頼書に必要事項を記入し返送します。
口座振替は通常1ヶ月程度かかり、手続きが終わってなくてもカードを利用することはできます。その場合は、コンビニなどで払える払い込み用紙が送られてくるので、期日までにそれで利用額を支払うことになります。
カード会社のWEBサービスに登録する
カード会社では、毎月送られてくる明細の他に、WEB上で自身の今月の利用額や限度額、キャンペーン情報などを確認できるWEBサービスを提供しています。
メールアドレスがあれば登録できるので、カードの決済額の管理とキャンペーンの応募のためにも登録しておくことをおすすめします。
また、送られてくる紙の明細をストップするとポイントや年会費の優遇があるカード会社もあります。WEBサービスが使いこなせるようになれば、紙の明細を止めてWEBサービスでの確認に移行すれば、もっとお得になります。