そもそも、安定した収入もない学生にとってクレジットカードは必要なのか?という疑問。結論からいえば、学生時代にクレジットカードは必ず必要かといえばそうではありません。特に親元から通っている学生の場合は、社会人になってから作れば良いと思います。ですが...

目次
学生にクレジットカードが必要な理由
一人暮らしの学生の場合、親からの仕送りがあったとしても、生活に関わる支払いはすべて自分ですることになります。それらの支払いを、現金払いからクレジットカード払いにすることによるメリットは多い。
一般的にクレジットカードのメリットは次の3点。
- 支払額に応じてカードのポイントが貯まりお得
- ネット通販などの決済が簡単で手数料不要
- 大金を持ち歩くよりも安全で急な支払いに対応可
支払額に応じてカードのポイントが貯まりお得

通常クレジットカードは利用金額に応じてポイントがもらえます。もらえるポイントはカードによって異なり、一般的には利用金額の0.5%~1.5%相当分とされています。
現金で払えばもらえないポイントが、クレジットカードで支払うだけでポイントがもらえたりキャッシュバックを受けることができるのです。
特に電気やガス代などの公共料金や、通学勤の定期代など必ず支払う必要があるものだけでも、カード払いにすれば大学4年間でけっこうなポイントを獲得することができるでしょう。
ネット通販などの決済が簡単で手数料不要
ネット通販の支払いもクレジットカードなら、すぐに支払うことができ簡単です。しかも注文と同時に決済が完了するので、頼んだ商品が早ければ当日もしくは翌日に到着します。対して、振込みや代引きなどカード以外の支払い方法は、余計な手数料がかかってしまいます。
大金を持ち歩くよりも安全で急な支払いに対応可
また、何か大きな買い物をするために現金を持ち歩けば、紛失する危険もありますが、クレジットカードならその危険も防ぐことが可能。急な買い物で銀行ATMの引出し手数料を取られて、損することもありません。
学生がクレジットカードを持つメリット
では、学生の時からクレジットカードを持つメリットは何があるのでしょうか?
学生の間にお金の使い方と管理を学べる
学生の間に、クレカを使うことでお金の使い方と管理を学ぶことにもつながります。
学生の間にクレジットカードを日常的に使っておくと、自分の支出を把握することにつながります。現金だとレシートや明細で帳簿をつけないと支出の管理は難しいですが、クレジットカードの場合だと1ヶ月何にどのくらいお金を使った明細を確認すれば一目瞭然です。
また万が一使い方に失敗したとしても、学生カードは利用限度額も低いので、被害を最小限に食い止めることができます。仮に社会人になってからカードを使い始め、収入以上の決済をしたりキャッシングで失敗すると、仕事にも悪影響を及ぼしかねません。限度額の低い学生の間がお金の使い方を学ぶチャンスともいえます。
クレジットカードの信用履歴を積む

クレジットカードにはカードの信用履歴(クレジットヒストリー)というものがあり、カードの支払いを延滞せず支払ったかどうかが記録として残されていきます。
この信用履歴は、ステータスカード(ゴールドやプラチナ)や複数枚のカード所持、利用限度額などの審査に有利に働きます。学生のうちから信用履歴を積むことで、社会人になった時に早めに有利なサービスを受けることにつながります。
学生専用のクレジットカードがある
学生がクレジットカードを持つメリットで、一番大きいのが『学生専用カード』の存在。クレジットカード業界も競争が激しく、これから社会人になる大学生や専門学校生を早めに取り込むために、学生の間しか持つことができない学生専用カードを用意しています。
※一部20代限定など若者を対象にした専用カードもあります。
社会人だと加入できない学生専用カードは、サービスが手厚く特典は満載。しかも収入の少ない学生のためにほとんどのカードが年会費無料となっているのです。
ほとんどの社会人がカードを所有する時代。学生専用カードは、学生だけの特権だといえます。
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まとめ
このようにメリットが多いクレジットカードは、きちんとしたお金の管理ができるなら、
学生でもクレジットカードを持つべきだといえます。
学生が作るクレジットカードは限度額も低く設定されるので、きちんと管理して使えばカード破産になることはありません。便利でお得なクレジットカードは、少しでも早く作りお得さと便利さを実感してください。